はじめに
原因は分からないけど、体調の悪さを感じる人は多くいるだろう。
その体調の悪さは、脳が原因かもしれない。
人間は、運動をすることで脳が機能的に変化する。
だが、現代では運動をする時間が極端に少なくて、脳が機能的に働かない。
よって、脳の調子が悪くなり、体調不良を訴える人が多い。
そこで、脳の機能を良くするためには、運動をすると良い。
運動をすることで、体調が良くなり、肉体や脳に良い影響を与えることができる。
人間は運動をする生き物
人間は体を動かして生きてきた。
食料を探したり、獲物を捕らえるために何時間も走ったりしていた。
さらには、人間の活動範囲を広げるために歩き、地球全体に住まいを広げてきた。
人間は体を動かすことで、生き延びてきた。
だが、現代では体を動かさなくても生きていけるようになった。
食料は家まで届けてくれる。
実際に会わなくても、様々な人とコミュニケーションを取ることができるようになった。
文明の発達は、人間を動かさなくても、生きていけるようにしてしまった。
本当は、運動が人間の健康に必要であるにも関わらず。
心拍数を上げて脳への血流を多くする
運動をすると、体内でなにが起こるのだろうか。
運動を始めると、筋肉に血流を多く送り込むために、心拍数が上がる。
心拍数が上がると、脳への血流も多くなる。
血流が多くなるということは、それだけ栄養が送り込まれるということである。
つまり、運動をして心拍数が上がると、脳にたくさんの栄養が送り込まれるのである。
よって、脳の機能が上がり、更には、脳を作り変えることもできる。(脳の可塑性)
運動を習慣化する
脳を作り変えるには、継続的な運動が必要である。
そのため、脳を変えるには運動を日々の習慣にすることが、大切である。
習慣化するにはどうすればいいか。
まずは、どんな運動でもいいから続けてみることである。
走るのが嫌だったら、歩くだけでもいい。
1日1時間も歩けないのであれば、1日10分でもいい。
とにかく自分ができる範囲で続けてみること。
1日10分の散歩ができるようになったら、1日30分の散歩をしてみる。
少しずつ強度を上げてみればいい。
ただ、なるべく心拍数を上げるような強度の運動がいい。
なので、歩くよりは走ったほうがいい。
さいごに
運動で脳は変えられる。
脳を変えることで、体調だけでなく、記憶力や発想力などにも好影響を与えることがわかっている。
脳を良い方向に変えられたら、できることが増えて、より人生の幅が広がるだろう。
今から10分でもいいから、外に出て体を動かしてみよう。